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悲しき季節が到来しました。そう、どのプロスポーツにもあると思いますが、戦力外通告、所謂契約解除、または非更新です。

毎年力の衰えたベテランや、ケガや不振が長引いてしまった中堅、期待されたが力を発揮できなかった若手など、多くの選手が毎年プロ野球を去っていきます。

今年はコロナの影響もあってか、育成選手での指名の数が多く、巨人に関しては7人の本指名後、12人もの育成選手が誕生した。

知らない人に説明しておくと、育成選手制とは、一軍の公式戦には出場できませんが(オープン戦は可)、二軍や三軍の試合には出場できるというものです。背番号が3桁の選手がその制度の選手になります。

簡単計算するとチームの選手が19人も増えたことになります。これって今までではあまりないことです。しかもお金でチームを強くしてきた巨人がこれだけの選手を育成で確保するという昔では考えられませんねw

やはりNPBの時代がかわり、選手を育成してチームを強くするという流れが強くなってきています。その流れを作ったのはパリーグ球団のソフトバンクや西武だと思います。

ソフトバンクからは育成から、お化けフォークと最速161キロを投げる千賀投手、その女房役で甲斐バズーカでおなじみの甲斐捕手、目下盗塁王でバッティングも伸びている周東内野手、セカンド守備ぴかいちの牧原選手、今年10勝防御率2.48と2年ぶりに二桁勝利の石川投手と、たくさんの選手が一軍で活躍している。

西武は育成制度からは一軍に送り込んだ選手はすくないが、支配下野手の育成に関してはトップクラスではないだろうか。二年連続HR王の山川選手、3割20本打てて内外野どこでもできる外崎選手、球界No.1の守備を誇る源田選手、400号HRを達成しHR王6回、満塁HR数は歴代1位のおかわり君こと中村選手、チームリーダーで渋い打撃でチームをけん引する栗山選手、今年からメジャー挑戦している秋山選手、楽天で不動の4番浅村選手と野手育成、特に打撃に関しては間違いなく球界No.1でしょう。(投手育成は・・・)

その流れから自前選手の育成に舵を切ったチームが多いですが、その獲得したドラフト選手分、チームからはじかれる選手も多くなります。

巨人ではすでに育成選手含めて15人の選手がチームを去ります。(内引退1人、その他戦力外。)第二弾の戦力外通告もあるとのうわさもあります。

え!この選手が!?という驚きもありますし、まぁ妥当かな・・・という方もいます。ただやはり勝負の世界、厳しい世界なんだなと実感します。

まだ戦力外を発表していないチームもありますが、これからどんどんふえてくるのを考えると、さみしい季節は終わりそうもありません。

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